地方で活躍した東急5000系・青ガエル

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'78-1-9 木島
長野電鉄 木島線 2500系
モハ2502+クハ2552

'82-5-5 花水坂〜医王寺前
福島交通 飯坂線
デハ5000形 5021+5020

'82-5-23 藤崎宮前
熊本電鉄 モハ5000形
5043+5044  
'06-10-18 岳南富士岡
岳南鉄道 モハ5000形
5002+6102



  '73-4-2 中目黒 東急東横線 5000系
         
デハ5030他 6連


 東急5000系は'54年に東横線に颯爽と登場し、モノ
 コック構造による軽量車体や直角カルダン駆動を導入
 した、代表的な初期高性能車であった。当時流行
 の正面二枚窓を採り入れたライトグリーンの新鋭車は、
 ”青ガエル”または”雨ガエル”の愛称で親しまれた。

 '70年代末期から地方私鉄への譲渡が始まり、'77年
 の長野電鉄、'80年の福島交通、'81年の熊本電鉄
 を始め、岳南鉄道、上田交通、松本電鉄等に総勢
 64両が活躍し、旧型車両の世代交代とサービス向上
 に貢献した。
 しかし冷房化改造が困難なため殆どの私鉄で廃車
 となり、現在では熊本電鉄・上熊本〜北熊本間にて
 単行で活躍した5100形両運改造車が動態保存され
 ているに過ぎない。