富士急行(1)−74年11月
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富士急行は、中央線大月を起点に富士吉田でスイ ッチバックし、富士五湖への観光玄関口である河口 湖に至る、26.6kmの観光路線である。 上記に紹介する頃は、開業時のモ1形をルーツとする モハ3600形や旧17m国電等の吊掛車の天下であり、 新性能車は日本初の狭軌用WN駆動であるモハ3100 形の僅か1本のみだった。 キハ58形を3両保有し、線内急行「かわぐち」が中央 線では「かいじ」や「アルプス」に併結され新宿まで 乗り入れていたが、中央線気動車急行の電車化に 伴い、'75年に廃車となり有田鉄道へ譲渡された。 その後、小田急から転入した1900系や2200系の 姿も去り、今や主流は'94年から導入された元京王 5000系改造の1000系と、'12年から登場した元JR 東日本205系改造の6000系となってしまった。 |