鹿児島交通
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鹿児島交通は、薩摩半島の西岸沿いを鹿児島本線伊集院 から指宿枕崎線枕崎まで結ぶ49.6kmの路線で、指宿枕崎線 と半島一周路線を形成する非電化ローカル私鉄であった。 車両は、国鉄キハ07と同系列のキハ100形6両(101はキニに、 105はキユニに改造)と、国鉄キハ10に準じたキハ300形3両が 存在し、300形は3往復の西鹿児島乗入れ運用に使用された。 南国を思わせる赤い気動車達が、沿線の雰囲気にとても調和 していたのが懐かしく思い出される。 '83年6月の豪雨で路線を寸断されると言う致命的な被害を受 けて、'84年3月には惜しまれて廃線となった。 加世田には車庫や工場があり、SLや客車を初めとする貴重な 廃車群が今にも崩れ落ちんばかりに転がっていたが、現在は 駅跡に南薩鉄道記念館が開設され往時を偲ぶことが出来る。 ← '82-8-4 枕崎 キハ300形 303 |
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