小湊鉄道
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小湊鉄道は、京葉臨海工業地帯の中心五井と上総中野間39.1kmを 結ぶローカル非電化路線である。名称通り、外房線安房小湊とを結ぶ 房総半島縦断線として計画されたが建設難で断念し、国鉄木原線(現 いすみ鉄道)と接続して横断線を形成している。 '75年訪問時には、'50年代まで使用されたピーコック製SLやボールド ウィン製SLが五井の車両基地に雨ざらしの状態で片隅に置かれていた。 買収国電を気動車改造したという珍しいキハ6101とキハ5801は、予備 車的存在で庫内で休んでいた。 現在は、国鉄キハ20系を基本に正面は京成3200系と類似なキハ200形 に統一され、養老渓谷を訪れる行楽客にローカルムード溢れる昔ながら の沿線風景を楽しませてくれる。 ← '75-8-5 五井 No.1 (ボールドウィン製 1C1形) |