大井川鉄道−新金谷・87年2月
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'76年からC11による蒸気機関車復活運転を開始し、今では SL急行に乗車目的の観光客で賑わう大井川鉄道であるが、 SL以外にも数々の貴重な車両が在籍していた。 元名鉄3800系や元西武351系は、他社で余剰となったクロス シートを転用し、ロマンスカーとして沿線の足となっていた。 急行「すまた」等に運用されたクハ510はオープンスタイルに 改造され、イベント列車に活躍していた。 千頭〜川根両国間のミニSL列車として動態保存されていた コッペル製小型タンク式SL2両は、構内の片隅で休んでいた。 元北陸鉄道の日本初オールアルミ車"しらさぎ号"や、E103 の後ろに見える元岳南のモハ1105ステンレスカー、超軽量 連接方式特急車として速度記録を誇った元小田急3000形 SE車など、産業遺産の観点からも重要な車両が多かった。 ('74年8月訪問の様子は下記アルバムをご覧下さい) ”大井川鉄道−金谷/新金谷・74年8月” |