岡山臨港鉄道
画像をクリックして拡大写真をご覧下さい。
岡山臨港鉄道は、宇野線大元を起点に岡南工業 地帯の中心岡山港に至る8.1kmの鉄道であり、岡 南元町まで6.6kmの旅客輸送を行っていた。 戦時中に建設された軍需輸送線を元に第3セクタ −方式で設立され、貨物輸送専用の色彩の濃い 路線であったが、岡山県の臨海工業地域の重点 整備が水島地区に移ると共に、'84年(昭和59年) 末には廃線となってしまった。 車両は、常磐炭坑、江若等からの譲渡車で賄わ れており、私が訪問した'79年3月には、水島臨海 鉄道から転入して来た元夕張鉄道の車両が一部 運用に就いていた。同時に譲渡されたと推定され る元夕張のナハニフ153も南岡山構内に留置され ていたが、使用される機会は無かったと思われる。 |