三岐鉄道
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三岐鉄道は、関西線富田と近鉄富田の2箇所を起点 とし、鈴鹿山麓の西藤原まで延びる計27.6kmの路線 である。セメントを中心とする貨物輸送を主目的に開 業し、将来は岐阜県まで延長する計画で三岐と名付 けられ、現在では通勤通学輸送の使命も担っている。 私が訪れた当時は、'56年の電車運行開始時に購入 した元買収国電や、'59年の旅客列車完全電車化の 際に新造した高性能車モハ120形等が活躍していた。 '31年開業時に新造した気動車の内、キハ4が予備車 としてこの訪問直後まで残されていたのが珍しい。 '77年から始まった在来車の置換により西武車に統一 されてしまったが、藤原岳麓を行くED45型ELの重連 貨物は今なお健在である。 ← '74-10-11 保々 ED45型 ED457 |