秩父鉄道(1)−電気機関車
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秩父鉄道は、東武伊勢崎線と連絡する羽生から 北埼玉の主要都市を結んで奥秩父の入口である 三峰口へ至る71.7kmの本線と、熊谷貨物ターミナル への貨物専用線7.6kmから成る電気鉄道である。 西の三岐鉄道と並び貨物輸送を主力とし、沿線 に点在する工場と石灰石採掘場所とを結ぶ鉱石 列車とセメント輸送列車に活気が見られる。 輸送システムの変革に伴い貨物輸送量も漸減し、 上記に紹介した電気機関車も戦前製の小型機を 中心に廃車が進んだ。現在では日立製標準箱型 50ton電機に統一され、19両(*注)が活躍している。 (*注:'05年時点での両数。'19年度で石炭貨物輸送が廃止、 貨物専用線の一部が廃線となるので、石灰石輸送は 残るものの、今後の機関車需要の減少が懸念されます。) |