江ノ島電鉄(2)−89年3月
画像をクリックして拡大写真をご覧下さい。
|
'89年3月に再訪問した江ノ島電鉄の様子を紹介する。 一時は廃線も噂された江ノ電だが観光客の急増により脚光 を浴び、新車導入と共に大半の列車が2車体連接車×2併結 の4両編成で運行される様になって、活況を呈していた。 '79年に48年振りに登場した新車1000形は、その後も1000 系列(1000形〜1500形)として改良が加えられながら増備 が続き、グリーンの濃淡による新標準色で活躍中であった。 平行カルダン駆動方式への変更など仕様を一新して導入 された1500形は、登場時はクリームに赤い帯の"サンライン カラー"を纏い、華やかな存在であった。 1000系列の増備に伴い、単行100形と連結車800形が廃車 となり、連結車600形にも一部廃車が出ていたものの、在来 車は淡緑とクリーム色の江ノ電カラーで健在であった。 100形108号車は'80年に廃車後、この江ノ島駅構内に留置 されていたが、現在は極楽寺に移して動態保存されている。 |