岳南鉄道(2)−電気機関車
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岳南鉄道は、製紙工場群の中を走る貨物輸送主体の路線 であり、沿線には貨物側線や各工場への引込線の分岐が 多く、まるで貨物専用線内を走っている様相であった。 保有している機関車の形式や台数も多く、ごく一部を除いて 全て他社からの譲渡車であった。デッキ付きの箱型機関車が 殆どで、その重厚な外観に魅了された。 JR貨物の合理化に伴い、残念ながら'12年には貨物輸送を 終了せざるを得なくなり、経営改善のため'13年には運営を 岳南電車へ移管した。 最後まで残ったED40形とED50形は、貨物列車の廃止後も 保存され、イベント時には駅構内で展示されている模様だが、 旅客輸送も低迷しており、路線自体の存続が心配である。 ('70年代の電車は下記アルバムをご覧下さい) "岳南鉄道(1)−'70年代" |