加越能鉄道・高岡軌道線/新湊港線
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加越能鉄道は、国鉄・北陸線に接続し砺波平野に広がる 城下町の高岡と、富山新港を控える越ノ潟とを結ぶ12.8km のローカル線で、路面電車タイプの車両が運行されていた。 元々は富山地方鉄道から分離独立した会社であったが、 併用軌道が殆どを占める高岡軌道線と、富山新港の完成 に伴い分断された射水線の一部である新湊港線の夫々が 富山地鉄から譲渡され、一体路線として直通運転していた。 車両は3形式に分類されるが、富山地鉄・富山市内線のデ 7000形に類似で、基本的には同一性能で外観も大差無く、 共通運用されていた。 乗客減少に伴い'90年代から度々存続問題に揺れていた が、地元の自治体を中心とする第三セクターへ運営を移管 する事となり、'02年から「万葉線」として再出発した。 |