新潟交通(1)−東関屋〜県庁前・74年8月
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新潟交通は、新潟市の中心である県庁前を起点として 洋食器の町である燕に至る36.1km長のローカル路線で、 県庁前〜東関屋間が軌道線であった。 この初日は国鉄越後線の白山駅近くの新潟泉荘YHに 泊まったが、戦前にこの併用軌道区間に幾つか存在した 停留所も全て廃止となっていたので、白山駅からYHまで 歩く道すがら撮り、翌朝も軌道沿いを歩き東関屋車庫に 向かう際の道中に記録したものである。 Mc車には日車製標準車体に乗せ換えられた更新車が、 Tc車には主に小田急の旧型車が採用されていた。 国道8号線に乗り入れた2〜3両編成が堂々と行く姿は 壮観であったが、騒音・振動障害の指摘を地元から受け 乗客減も伴っていたこの区間は、'92年には廃止となった。 (他の新潟交通訪問の様子は下記アルバムをご覧下さい) "新潟交通(2)−東関屋・74年8月" "新潟交通(3)−77年3月" |