静岡鉄道
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静岡地方の私鉄を統合して誕生した静岡鉄道では、 全線複線の都市間電車路線である静岡清水線だけ が残り、最新の保安施設や集中管理設備を有する。 以前は急行運転もあったが、競合するJRとの対抗上、 現在は全て各停運用で5〜6分間隔という高頻度運転 を誇り、'85年以降は車両は元東急7200系に近似の オールステンレス車である1000系に統一された。 上記に紹介するのは既に1000系が導入され始めた頃 ではあったが、長沼工場製である正面三枚窓、三扉の 静鉄スタイルの車両が幅を利かしていた。熊本電鉄に 移った100系と日立電鉄へ移った351形、更には福井 鉄道へ移った300系も全て老朽化のため廃車となった。 '74年訪問時には、直前の七夕豪雨で休止となった清 水市内線の車両達が長沼車庫構内に疎開していた。 |