京福電鉄(京都)(2)−叡山線・デナ21形
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'74-10-10 鞍馬 24+23 |
京福電鉄の叡山・鞍馬線は、紅葉シーズンには多くの行楽客で 賑わう観光路線であり、中でもデナ21形はポール姿とその優雅な 車体で魅了した。 デナの"ナ"は車長15m以内である中形(なかがた)を示し、正面 に取り付けられた車番の楕円型金属プレートが格調高かった。 20番台は京都電燈が、120番台は京都電燈の子会社であった 鞍馬電気鉄道が発注した車両であり、鞍馬線用は急勾配対応 のために電気制動付きであったが、後に機器は統一された。 '78年までポールを使用し、パンタ化後は一部の車両は正面貫通 化が図られた。 元田中では、京都市電と直通運転していた名残の分岐線路跡 が見られた。二軒茶屋のホームが千鳥配置だったのが懐かしい。 (当時のカラー画像は下記アルバムをご覧下さい) "京福電鉄(京都)(1)−叡山線・想い出のカラー" (当時の他形式の車両は下記アルバムをご覧下さい) "京福電鉄(京都)(3)−叡山線宝ヶ池・71年11月" |